サービス内容の発表時から話題になった、LINEモバイル株式会社が提供するモLINEモバイルは、データ通信量を気にせずに主要のコミュニケーションツールが使えるMVNOで、一見するとお得と言えそうですが、当然、使う人の状況によって評判は変わってくるので、ここではメリットとデメリットを紹介しつつ、評判を見ていきます。
LINEモバイルで得られるメリットは?
LINEモバイルは格安で、月額500円から使えます。LINEの通信が通信量としてカウントされず、インターネットはあまり使わないけどLINEはそこそこ使う、という人にはお得なので評判は良いです。
LINEモバイルはLINEが運営しているのでLINEとの相性がよく、データ通信量や各種設定の確認などがLINEアプリ内で行えます。また、「コミュニケーションフリープラン」を利用する場合はLINEだけでなく、Twitter、Facebook、Instagramでの通信もカウントフリーになります。通信がカウントフリーになる機能はLINEモバイルの目玉の一つで、主要のSNSを使う人には評判が良い機能です。
のんさんがCMしてたってだけの理由でラインモバイルに乗りかえてみたけど、ツイッターもデータカウントフリーなのは気楽でよいな。
またフォロー増やすか。— ヒム (@h_i_m_h_i_m) 2017年4月5日
そのほかLINEモバイルでは、子どもにスマホをもたせるときは重宝しそうな「フィルタリングアプリ」を無償で利用できます。有害サイトへのアクセスを防ぎ、インターネットの利用時間も制限できるので、役に立つことは間違いありません。
しかし、LINEモバイルを使うとLINEの年齢認証が可能になって簡単に友達登録ができ、出会い系を利用してしまう危険性があるので、評判については賛否両論といったところです。
注意しよう!LINEモバイルの落とし穴
カウントフリーの対象になる通信がとても細かく決められています。LINEのトークやタイムラインではデータ消費なしで使えますが、「外部リンク」を開く際には、データを消費してしまいます。
コミュニケーションフリープランを使う場合であっても同じで、Twitterの「ライブストリーミング動画」、Facebookの「Facebook Live」「Messenger」などはデータを消費する通信になっています。TwitterでYouTubeなどからシェアされた動画を再生する際も、データは消費されます。
また、LINEモバイルでは、LINEでの通話のほか、ドコモの回線を利用した音声通話が使えます。しかし、電話回線を使った音声通話は、月々のプランにオプション料金を加えた料金を払わなければいけません。LINE電話しか使えないのはとても使いにくいので、大抵オプション料金を払うことになります。
ラインモバイル 通話料1分40円で高いから ラインアウト 使ってる!固定電話へ1分3円携帯へ1分14円安いから助かる🎵但し、相手側には非通知になる。 pic.twitter.com/FoOoFBbQ8Q
— 養命酒3号 (@a01880188) 2016年10月4日
その上、LINEモバイルは格安キャリアのため、メールアドレスは与えられず、yahooメールやgmailを使わなければならないのも、不便です。連絡手段についての評判は決して良いとは言えません。
他社MVNOと比較してみると?
LINEモバイルの通信速度は、他の格安SIMと比較しても高速なので、評判は良いです。しかし、格安SIMは利用者が増えると通信速度が低下すると言われているので、LINEモバイルもこれから少し遅くなる可能性があります。
ラインモバイルとか
前から同じだと思う( ・_・)
ズバリ問題は通信速度やん
どうせ他の格安携帯と同じく
加入者増えたら
通信速度遅いんやろな— ありがとう (@thanksguys39) 2017年3月14日
そのほか、楽天モバイルやUQモバイルなどの格安SIMでは、高速データ通信を使いすぎた際に通信速度が制限されてしまいLINEでの通信も当然遅くなりますが、LINEモバイルではLINEの利用時には速度制限なしで使えます。
コミュニケーションフリープランの場合では、Twitter、Facebook、Instagramでも速度制限はされません。
まとめ
月額が安くてTwitterなどのSNSツールが通信量にカウントされないので、若い人からの評判はなかなか良いようです。通信速度も他SIMより速いので、LINE等を中心に利用しているユーザーはLINEモバイルを利用してみてはいかがでしょうか?