持ち運びに便利で利用者が急増しているポケットWi-Fiルーターは、現在各キャリアから競うよう発売されています。
端末性能は差別化が難しいため、発売中のポケットWi-Fiルーターのスペックはどのメーカーも似たり寄ったりで、キャリアのサービスプランを比べるしかないのですが、お奨め出来るキャリアとそうでないキャリアがあります。
そこで今回は、ドコモとUQ WiMAXに的を絞り、紹介します。
ドコモがおすすめできない理由とは?
ポケットWi-Fiルーターのサービスを提供しているキャリアの1ヶ月の利用料金と利用可能なデータ通信量を比較したところ、ドコモの利用料金は最も高額な¥6,900円~、利用可能なデータ通信量が最も少なく5G~と非常に残念な結果となりました。
利用料金の内訳
- ルーター使用料(1,900円)
ルーター使用料でデータ通信費とは関係のない費用です。 - パケットデータ使用料(5,000円)最も安価なMパックの使用料で利用可能なデータ通信量は5Gです。上記の二つの料金の合計が毎月の請求金額です。
ポケットWi-Fiルーター端末の代金は、新規契約や機種変更どちらの場合も「月々サポート」という契約を結ぶことで無料になりますが、2年の利用契約が条件ですので注意して下さい。
ドコモ系の格安SIMはどうなのか?
ノンリミットデータ通信で通信速度制限なし、しかも月額3,980円を謳い文句にしているドコモ回線利用の「スマモバ」でのポケットWiFiルーター使用の場合はどうなのでしょう?
まず、ノンリミットデータ通信で通信速度制限なしですが、ネットの口コミでは1日1.5GB以上使用した場合、翌日から通信速度制限が掛かると報告されています。
次に取り扱い端末が2機種しかない上に最大受信速度が150Mbpsまでとスペックも高くないため、最大通信速度370Mbpsの高速LTE網を活用出来ないのは残念ですね。
最後にポケットWiFiルーター使用の目的で契約しているのにも関わらず、「EPARK会員」、「EXPO会員」の会員登録が義務付けられています。サイトの内容説明も十分ではなく、不安感を感じてしまいます。どうやら、ドコモやドコモ系のポケットWiFiルーターサービスの利用はお奨め出来ないようですね。
UQ WiMAXはどうなのか?
ドコモに対してau系のUQ WiMAXはどうなのでしょうか?こちらは「GMOとくとくBB」を利用して契約するのが非常にお得です。
積極的にキャンペーンを打っているプロバイダでも有名で、2017年5月現在、月額2,726円(税抜)~のギガ放題プロモーションを行っています。
契約期間はドコモと同じ2年間なのですが、条件的に有利なのでUQ WiMAXとの契約に不安はありません。利用可能なデータ通信量は「ギガ放題」プランのためノンリミットとなります。
通信速度制限は存在するのですが、速度制限時でも700kbpsの速度は保障することを公式発表しており、実際にユーザーが計測したところ、6Mbps前後は出ていたとの口コミもありました。
おすすめのポケットWi-Fiルーター「W03」
スタイリッシュなデザインで簡単操作のW03は、前モデルW02よりもバッテリーが2時間も強化され長時間の使用を支え、キャリアアグリゲーションによるデータ通信速度の高速化にも対応しているのでサクサクとストレスフリーでの使用が可能です。
まとめ
ポケットWi-Fiルーターの賢い選び方として、ドコモとUQ WiMAXにスポットを当て比較してきました。もう一度簡単に復習してみると
- ドコモ
ポケットWi-Fiルーターの利用価格が高価な割りに利用可能データ通信量が少ない。 - スマモバ
ノンリミットデータ通信で通信速度制限なしと言っているが、実際には速度制限が存在し、ポケットWi-Fiルーター端末の選択肢が少ない。 - UQ WiMAX
激安プロバイダ「GMOとくとくBB」で契約することで、非常にリーズナブルな価格で利用できる。ノンリミットデータ通信で通信速度制限はあるものの、制限後でも快適な速度で利用可能で、高性能なポケットWi-Fiルーター端末で利用できる。
如何でしょうか、便利なポケットWi-Fiルーターを納得の契約条件で契約して、フットワークの良い快適なインターネットライフをエンジョイしましょう!